活動紹介:釜石キッチンカー・レンタル・システム支援

DSIAは、アメリカ・カリフォルニア州を拠点とする国際NPOGive2Asiaからの助成により、2011年8月から2014年3月まで、公益財団法人釜石・大槌地域産業育成センターがキッチンカーを被災地の飲食店事業者に貸し出すプロジェクトを支援しました。

公益財団法人釜石・大槌地域産業育成センターは、釜石市、大槌町そして民間によって1991年に設立された産業支援機関です。

「かまいしキッチンカープロジェクト」は、産業育成センターが、津波で店舗を失った飲食店の再建や、新規開店を目指す人々に対し、調理や販売が可能な車両(キッチンカー)を低料金で貸出し、産業の復興や雇用の創出を後押しすると同時に、飲食店がほとんどない地域にある仮設住宅の避難住民に飲食の機会を提供することを目的として、2011 年 8 月にスタートしたものです。DSIA を通じた Give2Asia からの資金によって新たに 2台のキッチンカーが寄贈されることで、計 9 台の体制となり、ほぼ当初の目標に沿った支援の運営が可能になりました。

寄贈した際のDSIAが発表したプレスリリースはこちら(PDF文書)で、また、プロジェクト最終報告(抜粋版)は、こちら(PDF文書)でご覧いただけます。

「かまいしキッチンカー」のFacebookページによると、2018年3月31日までに、同プロジェクトから27事業者が卒業されたとのことです。